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9月12日“宇宙の日”開催!完成披露試写会レポート到着!
杉咲花さん、悠木碧さん、朴璐美さん、三浦大知さん、横澤夏子さん、黒川智之監督が登壇!


劇場アニメ「ぼくらのよあけ」の完成披露試写会が9月12日都内劇場で行われ、杉咲花さん(沢渡悠真役)、悠木碧さん(ナナコ役)、朴璐美さん(二月の黎明号役)、横澤夏子さん(岸みふゆ役&「ぼくらのよあけ」応援大使)、三浦大知さん(主題歌担当)、そして黒川智之監督が登壇されました!

また完成披露試写直前に、スペインで開催される第55回シッチェス・カタロニア国際映画祭アニメ・コンペティション部門にノミネートの発表も!

沢渡悠真は明るく元気で感情が大きく表にでる役柄。演じた杉咲さんは「悠真と一緒に色々な出会いや別れにワクワクしながら冒険をしたような特別な体験でした」とアフレコを回想。


悠木さんから「杉咲さんの声から悠真の優しさが垣間見られるような場面もあったりして、悠真のことがより一層好きになった」と褒められると、杉咲さんは「嬉しいです」と喜び「不慣れな部分もあって緊張していたのですが、悠木さんのキュートで温かいお声に何度も心を動かされました。台本を読んでいたとき以上に豊かなところへ連れて行っていただけた感覚になりました」と感謝の言葉を述べました。


無人探査機の人工知能・二月の黎明号という未知なる存在を演じた朴さん。黒川監督からは「難役だから覚悟して」と事前に連絡を受けていたと明かし、「まさかこの歳で一万二千年もかけて地球にやってくる未知なる存在を演じるとは思わずビックリ。でもやりがいはありました!」と手応えを語りました。


主題歌『いつしか』を歌い上げた三浦さんは「SFがテーマだけれど、人とのつながりや子供たちの友情、親との絆など人間らしい部分も描かれた作品。そのような人間的な大きさや温かさが音楽として一つになって、作品とともに楽しんでもらいたいという気持ちを込めて歌いました」と楽曲に込めた思い入れを解説。


劇場アニメの声優初挑戦の横澤さんは「もう感無量!監督からは『声に笑顔にのせてほしい』という素敵なアドバイスをいただきながら、声優さんって凄いんだなと再リスペクトしました」と感激した様子でした。


黒川監督は「この作品の成功を感じたのは、原作をすべて読み切ったその瞬間です。原作に凝縮された子供たちと宇宙やロボットとの関わり合いを読んだときに感動した気持ちを信じて制作すればいいとの手応えを得ました」と胸を張りました。

また作品の内容にちなんで、幼少期の忘れられない冒険を聞かれた杉咲さん。「小学2年生のころに初めて友達の家へお泊りに行ったとき。一緒にご飯を食べておやすみを言って寝ていた家族が側にいないという寂しさが、小さいころの自分にとっての冒険だったと思います」と懐かしそうに語りました。

更に朴さんが「未知なる存在がコンタクトをとってきたら?」と聞かれると、登壇者に「みんなならどうする!?」と逆質問。杉咲さんは「お菓子をあげてみたいです」と可愛らしい返答で、横澤さんは「お金で操りたい!」と発言し、会場を笑わせました。

一方、自身のステージに立つ前のルーティンを聞かれた三浦さんは「約束事を作らないのが約束事かもしれない。どんな状況でもフラットにステージに出て行けるような感じがベスト」と回答。『ぼくらのよあけ』応援大使でもある横澤さんは「子供たちがキラキラしてワクワクしながら毎日を生きている。そんな子供時代が親世代にもあったことを、作品を通して思い出してほしい。そしてナナコがもし我が家にいたら?というのを家族で話し合ってほしい。親子の会話が増える作品だと思いました。是非親子で観てほしいです」とアピールしました。

最後に杉咲さんは「夢のあるテーマのなかに、登場人物たちが叶えたい夢へ向かって突き進む姿が描かれていて、どこか自分事のように捉えられる物語でもあると思います。この作品を観終えたあと、皆さんにしかない、皆さんだけにしか見えない夜明けが訪れることを願っています」と観客にメッセージを送り、イベントは終了しました。