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スペシャル舞台挨拶イベントレポート到着!
豪華声優陣が揃い踏み!藤原夏海さん・岡本信彦さん・花澤香菜さんが登壇!


11月5日に劇場アニメ映画『ぼくらのよあけ』のスペシャル舞台挨拶が都内劇場で行われ、声優の藤原夏海(岸真悟役)さん、岡本信彦(田所銀之介役)さん、花澤香菜(沢渡はるか役)さんが登壇しました。


本作に欠かせない実力派声優3名が初めて壇上でそろい踏み!藤原さんが務めた岸真悟は、悠真(杉咲花)のクラスメイトで遊び仲間。姉・わことはあまり仲が良くないという設定です。わこを演じた戸松遥さんについて藤原さんが「セリフの掛け合いは…怖かった!」と振り返ると、花澤さんも「わかる!怖かった!めちゃめちゃリアルだった」と仲の悪い姉弟感の雰囲気に戦々恐々。藤原さんは「私は姉妹仲がいいので、ギスギス感をどのように表せばいいのかと不安でした。戸松さんが“いい意味で”威圧的なわこを演じてくださったこともあって、引っ張ってもらうことができました」と戸松の熱演に感謝していました。


年長ながら悠真と真悟と遊んでおり、2人からは「銀くん」と呼ばれている田所銀之介を演じた岡本さん。「まさかこの年齢で小学生を演じるとは思わず…」と笑わせつつも「自分の中にある当時の小学生感とピュア感を織り交ぜて演技を構築していきました」と繊細な役作りについて語りました。


悠真(杉咲花)の母・沢渡はるか役の花澤さんは、当初は母親役にプレッシャーを感じていたそうですが「杉咲さんのお芝居を聞いた途端、うちの子めちゃめちゃ可愛い!となって、愛情を注いでお芝居することができました」と杉咲の声の演技を絶賛しました。

悠真の相棒のナナコは、人工知能搭載の家庭用お手伝いロボット。【もしナナコがいたら手伝って欲しいこと】を聞かれた藤原さんは「家事は全部苦手なので、料理と掃除と片づけをナナコにやってもらいたい」と妄想し、岡本さんも「洗濯機のボタンを押すところまで自分でやるので、干す、たたむなど、あとは全部やってほしい」と共感。自宅で芋虫に遭遇したという花澤さんは「虫が出たときにナナコに助けてほしい!」と切実。すると岡本さんは「ナナコの目から虫を退治するレーザーが出るなら、家にいる蚊を全部撃退してほしい!」と実用化を願っていました。

また【幼少期に夢中になっていたこと】を聞かれると、子役時代に『あっぱれさんま大先生』で明石家さんまと共演していた花澤さんは「面白かった出来事をネタ帳にまとめて、そこから抜粋したエピソードを発表する会を、公園でブランコの前に友達を集めてやっていました」とトークスキルを高める自主練をしていたことを明かし「本当に黒歴史!あの時集めた友達には思い出してほしくない!」と赤面し、場内を爆笑させました。

続いて【“二月の黎明号”のように未知なる存在からコンタクトがあった際にはどうする?】という質問には、「一旦考えて家族や信頼できる人に意見を聞いて返事をする。個人情報を抜き出される恐れもあるので、偽名を使ってコンタクトをとる」と用心深い岡本さん。【宇宙】については、藤原さんと岡本さんが「行きたい!」とテンションを上げる一方で、花澤さんは「寝る前とかに宇宙のことを考えたりすると怖くなる。自分はこの宇宙の中のチリなのかと思うと…」と壮大過ぎる宇宙に怯える様子をみせました。

【約束】にちなんで、自分のルーティンについて問われると「仕事前に自宅で『私はできる』と呪文のように唱える」(藤原さん)、「1日7時間ちゃんと寝る。そうすると滑舌がバッチリ」(花澤さん)、「考える時間をやめるのがルーティン。ほとんど神頼み」(岡本さん)と、それぞれ仕事をする上での独自の約束事を明かしました。

最後に藤原さんは「悠真の一生懸命さに私自身も背中を押されました。元気や勇気をもらえる映画です」とアピール。岡本さんは「映像が綺麗で、水の表現や”虹の根”のデザインも素晴らしい作品。杉咲さんの演技も素晴らしいです。悠真がナナコを後ろから抱きしめて言う『またな』というセリフは杉咲さんならではだと思います!とてもピュアに演じてくださっていました」と見どころを伝え、花澤さんは「いくつになっても後悔のない人生を生きなければ!と思わされる作品です。エンディングで流れる三浦大知さんの主題歌『いつしか』も、怒涛の展開を見終えた自分の感情を整理するのにピッタリな歌詞と音楽です」と主題歌にも魅了されていました。終始笑いの絶えない舞台挨拶となり、大盛り上がりで幕を閉じました。