【公開アフレコイベントレポート】杉咲花さん、公開アフレコイベントで「…ぶっとべぇぇ!」と熱演!!
杉咲花さんが7月29日、都内スタジオで劇場アニメーション映画『ぼくらのよあけ』の公開アフレコイベントを行いました。
宇宙が大好きな少年・沢渡悠真役の杉咲さんは、沢渡家の家庭用ロボットであるオートボット・ナナコが悠真を起こす朝のワンシーンと、悠真が学校の授業でペットボトルロケットを飛ばすシーンを公開アフレコ。杉咲さんは「はい!エネルギー満タンです!」と元気よく笑顔を交えながら「…ぶっとべぇぇ!」などと熱演しました。
報道陣を前にした公開アフレコを終えた杉咲さん。堂々とした演技を披露しましたが「緊張して足が震えました。実際の収録では表情も動きも決まっているものに対して声を当てる難しさや、キャラクターに気持ちを落とし込むことへのプレッシャーがありました」と意外な心中を告白。すでに終えている本編収録については「悠真とナナコとの関係性の変化を演じていくのは難しさもあり、温かい時間でもありました」と手応えを口にしました。
人工知能搭載家庭用オートボットのナナコを悠木碧さんが演じるほか、藤原夏海さん、岡本信彦さん、水瀬いのりさん、戸松遥さん、朴璐美さんら豪華声優陣が出演。本編のアフレコ収録時を振り返り「迷うことなく個性豊かなキャラクターを鮮やかに演じられている皆さんの姿に圧倒されました。導いてくださった感覚もあり、皆さんの声についていけばきっと大丈夫だと思わせていただきました」と共演声優陣に感謝しきりでした。
今回の主演の抜擢については「とても緊張しましたが、やはり主人公の声というのは重要だと思いますし、しっかりと表現できるように頑張らなければという気持ちでいっぱいでした」と初々しい感想を漏らしました。
物語の舞台は現代から少し未来の2049年。リアルタイムだと51、2歳になるという杉咲さんは「緑が増えていたらいい」と自然をリスペクトし、自身については「このお仕事を続けていられたらいいですね」と自らの姿に思いをはせていました。
また子供時代に夢中になったことを聞かれると「ドッジボール」とわんぱくなスポーツの名を挙げて「遊べる時間は常にドッジボール。鼻血を出しながらも熱中していました。誤ってボールが顔面に当たって『ウワー!』となっても楽しくボールを投げたり、逃げたりしていました。泥んこになって遊ぶタイプでした」とエネルギー満タン状態の子供時代を回想していました。
最後に杉咲さんは10月の公開に向けて「悠真たちが冒険をする姿にハラハラしたり、じんときたり、応援したりしながら最後は思わず自分にとっての大切なものを思い浮かべてしまう。そんな温かい作品になっていると思います」とアピールしてくれました。